【京都の心霊スポット】亀岡市老ノ坂峠 廃モーテルサンリバー 2階に女性の霊!? 

知名度★★★☆☆
恐怖度★★★★☆
危険度★★★☆☆
行き易さ★★★★☆

亀岡市にある廃モーテルサリンバー。過去には殺人事件があり、建物の2階に女性の死体が放置されていた。

その時からだろうか・・・この場所では女性の霊が見たと多くの報告がされている。

概要

モーテルサリンバーは1980年前後に開業したと言われている。

ガレージを併設した数棟の平屋建てコテージおよび2階建ての管理棟により構成されていた。

海外映画で見るようなモーテルとはイメージは違うイメージが強い。

2000年代には既に廃墟化しているので、営業期間は20年未満と推測される。

いつの頃からか、この場所で女性が殺され建物の2階に死体が放置されていたとの噂が広まる。

ただし事実確認できる情報はネットにはない。

しかし、女性の殺人事件と同時だろうか?

この場所では幽霊が出るとの話が後を絶たない・・・。

心霊現象

一番有名なのは、廃墟の2階の窓から女性の霊が覗いているという噂。

その他ですと、女性の悲鳴やすすり泣く声が聞こえるという・・・。

取材_平○さんの心霊体験談

これは平○さん(本名は伏せる)が体験した、廃モーテルでの体験談です。

今から15年位前に友人と二人で、心霊スポット探索にハマっていた。

当時は今ほど廃墟や心霊スポットで騒ぐことに対して倫理が無かったので、周辺の壁に落書きをしたり物を壊したり、酒飲みの場での話題作り用に写真を撮りまくっていたそうです。

そんな中で、9月の初め頃だろうか?次の心霊スポットの場所として亀岡市にあるモーテルに訪れたのであった。

友人と二人で廃モーテル前に車を止めると、考えなしに廃墟内に侵入。

コンビニで買った安い懐中電灯と携帯電話を左右の手に持ち、ドサドサと建物内の物色を始めた。

そんな中で友人が2階に上がる階段を発見。

友人「2階に幽霊がいるって話だから行ってみようぜ?」

平○「でも床が腐ってたら危ないぞ?」

友人「ビビりだなw俺1人で行ってくるから待ってろ」

そして友人が1人で2階に上がっていった。

それから5分も経っていないくらいだろか?

友人「ア”ア”ァァァァァァーーーー」

2階から友人の大声が聞こえる。

その時、私は友人がイタズラで自分をビビらせようとしてるのだと思いました。

でももしかしたら床が本当に抜けて落ちそうになってる可能性もあるし、渋々と2階に上がっていきました。

そして2階に上がり、奥の方の部屋に行くと案の定、友人が床に這いつくばっている状態でした

平○「ホレ、床が腐ってたんだろwww だから止めとけって言ったんだよw」

友人「・・・」

平○「ん?黙ってても助けないぞ?自己責任だろw」

なぜ黙ってるのだろうか?不思議だと思いながら友人にシッカリとライトを当てながら近づく。

よく見ると彼の手は部屋の入口あたりをシッカリと掴んだ状態で、プルプルと震えている。

顔には余裕がないのか?真顔のまま手の部分だけを見つめている。

正直、私は何がしたいのか意味が分からなかったんです。

いままでも心霊スポットは、いくつも行きましたが、そういった冗談の演出は2人ともしてこなかったので・・・

平○「ん?何やってんの?面白くないぞ?」

友人は余裕のない表情で「引っ張ってくれ」

平○「ん?床抜けただけだろ?それくらい自分で何とかしろよ?落ちても怪我はしないと思うし?」

友人「助けて」

友人の表情や声の感じからして、いつもと違い明らかにオカシク、異常な事態が起きてるのかと?ココで初めて思いました。

友人の目の前に立ち、彼の状態を確認しようと部屋の奥をライトで照らすと・・・

彼の両足が引っ張られているのです。

おそらく女性の出だろうか?正確に言うと私には腕までしか見えず、肘から先はライトで照らしても見えませんでした。

友人「早く引っ張ってくれ、もぅヤバイ・・・」

私はライトを置き、彼の腕を全力で引っ張った。

しかし全く動かない。前に進むどころか、ジリジリと一緒に部屋の中に引っ張られる。

そうして1分もしないうちに、向こう側の力が異常に強くなっていく。

友人「イヤだ!嫌だ!!いやだぁ!!!」

友人が私の腕を掴む力が強すぎて、皮膚に爪が食い込む。

私も痛みを黙って我慢して、体前進を使って彼を助けようと引っ張る。

・・・しかし、その時は来てしまった。

彼は私の手を離れ、部屋の中へと引きずり込まれていく。

そして部屋の中にある押し入れの中に、例のあの腕と共に消えていく・・・。

もぅ友人の声は聞こえなくなっていた。

私には、その中を除く勇気はなかった。

時間にすれば3分も経っていないだろうが、実際の感覚では30分以上だろうか?

私はどうすればイイのか?思考停止した頭で考えた。

・・・そして。

私は建物から出た。

そして友人の車の中に入る。

車のキーは差したままでエンジンも掛かっている。

私は車を発進させ、その場を後にした。

それから何時間走っただろうか?

高速も使い、京都から岡山までくると高速道路降りた。

その後は目についたコンビニに車を捨てて、その場を後にしたのだった・・・。

私「それで、今もココにいるってことですか」
平○「そうだよ」
私「・・・そうですか。貴重な体験談ありがとう御座います」

そして、私は路上生活をしていると思われる彼に1,000円を渡し、その場を後にした。

彼が言っていたことは本当だったのかもしれない。

彼の腕には確かに爪で引っ掛かれたような傷跡が何本も見えたのだから。

住所/駐車スペース

〒621-0827 京都府亀岡市篠町王子田ノ尻

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